【ニュージーランド安楽死】2019年に合法化 利用者の人数は? (2024年9月時点の最新情報)

ニュージーランド2019年に議会で終末期選択法(End of Life Choice Act)が可決された後、2020年にその法案の賛否を問う国民投票が実施され、65%の支持を得て正式に決定されました。

2021年11月7日から安楽死サービスの運用が開始されています。

 

ニュージーランド政府の公開統計

開始から6か月間で92人安楽死により亡くなられ、2022年度は206人が申請し、66人が医学的な幇助を受けています。

2022年の申請者&安楽死者数

 

昨年2023年は807人の申請があり、328人が実際に安楽死されています。

2023年の申請者&安楽死者数

 

おそらく今後もサービス利用者は増加していくことでしょう。
ニュージーランドも『後発組』ですからカナダのように急増の可能性もありますね。

 

ところでオーストラリアでは安楽死

『VAD(Voluntary Assisted Dying)』と呼ぶとお伝えしましたが…

mufmuf-6262.hatenablog.jp

ニュージーランドでは

『Assisted Dying』が一般的です(イギリスと同じ)。

用語がゴチャゴチャしますけどね。

mufmuf-6262.hatenablog.jp

世界各国の呼び方や安楽死におけるキーワードについても、いずれ整理して紹介したいと思います。

 

ありがとうございます。